■衝撃を受けたアイドルは誰ですか?
鶯籠
圧倒的で徹底したビジュアルワーク。
結成から1年間で27曲ものオリジナル曲を作製(2019年3月時点)し、アルバムも発売。持ち劇場で単独公演を行うほか、地方でも定期公演を行い、しっかりと動員数を伸ばし続ける。
既存の‘フェスアイドルシーン’から抜け出し、自ら次のステージを切り開いたその手腕と勇気、そして実力は2018年~2019年のアイドルシーンを語る上で外せない存在。ライブにおいても、荒削りながらも未来を感じさせるパフォーマンスが見るものに期待を抱かせる。アイドルシーンが縮小していくなか、インディーズにもかかわらずメジャー以上に「内」「外」ともに高いクオリティーで攻め続け、そして成功を収めてきた『鶯籠』という存在そのものがまさに衝撃。
平成墓嵐
「解散したアイドルグループの曲のみを歌う」というコンセプトで活動する人数不明の地底リバイバルアイドルグループサークル。
老若男女現場在宅問わず、面白そうな人は片っ端からメンバーに入れていくという謎なサークル。メンバー全員が「一発かましてやりたい」というリビドーを持った癖の強いメンバーばかり。何をやりたいのか、この先どうしていきたいのか、本人たちにもわかってないようでもあり、はっきりとしたエンターテイメントの表現にも今はまだなっていないが、それだけにこれからどうとでも化けていくことの出来る柔らかさを兼ね備えている。勢いだけは間違いなくすごい。
ウェブでも色んな人を巻き込み、飲み込んでいこうというエネルギーに満ちあふれていて目が離せない。粗削りで「あきらかにTIFの枠にハマりきれないポテンシャルがある」という点ではかつての眉村ちあきと似た空気感を纏う。個人的には‘ここ数年のアイドルブームの怨念が具現化したようなサークル’という印象なので、かつて「日本最大級のアイドル見本市を目指す」というコンセプトを掲げていたTIFでぜひすくい上げて欲しい存在。
UNDERHAIRZ
大阪西成を中心に活動する本物のアンダーグラウンドアイドル。
セクシーをエンタメに昇華したメジャーアイドルはいれど、本物のアンダーグラウンド、本物の下品をそのままステージに上げる彼女たちはまさにリアル。リアルだけに胸に響くし感動する。そしてそれが彼女たちの人間性やパッションによって見事エンターテイメントへと昇華されている。間違いなく打てば響く次世代リアルバズアイドル。あまりに下ネタ過ぎてコンプライアンス的に大企業が主催するステージに立てるのか怪しいところだが、そこはひとつTIFの懐の深さに期待したい。FESTIVAL STAGE(ガンダム前広場)でライブするUNDERHAIRZ、見たくないですか? 自分は見たいです。
■特に注目すべきと思うメンバーはいますか?
PINOCO(鶯籠)
フォトビジュアルのレベルが激しく高い鶯籠の中でも、特にフォトジェニックで鶯籠を体現しているのがPINOCO。ステージ上でのボーカルも強く、名実ともにグループの要。胸部もお強い。今年も「TOKYO GRAVURE IDOL FESTIVAL」があるようであればぜひ参加して欲しいメンバー。
ゆりあんぬ(平成墓嵐)
元おニャン子クラブ内海和子の娘さん。カオス極まる平成墓嵐の初期メンバー。
個性豊かなメンバーの中でも特に「何者かになりたい欲求」が強いように感じられる。
弊サイトのTwitterアカウントにもガンガン絡んでくるアグレッシブプレイヤー。
TIFでフックアップされれば間違いなく何者かになれるであろう存在。
藤本ぽやな(UNDERHAIRZ)
生ける西成区のレジェンド。
風呂嫌いで男好き、競馬場や場末の立ち飲み屋に出没。彼女の存在そのものがUNDER GROUNDでUNDER HAIR。
■アイドル界全体の中で、今、最も注目しているのは誰ですか?
君に恋をした。
グループのビジュアルレベルがとてつもなく高い。
定期公演の前売りチケットは「毎回秒で完売」という今最もチケットの取れないアイドルグループ。楽曲をネットにアップしない方針で、現場に行かないと曲に触れることのできない点も現場への飢餓感を煽っている。仮に楽曲の拡散初解禁がTIFで行われるとしたら、間違いなくその点も話題になるであろうことが予想される。絶対に今年TIFで見たいグループ。
Twinkle
名古屋の3人組アイドルグループ。
ジャングル調の不思議な曲に幼い声と無邪気で元気なパフォーマンスが特徴な‘楽曲派アイドル’の至宝。『愛踊祭2018』決勝進出や、『南波一海のアイドル三十六房 R-グランプリ』2016年シングル部門グランプリ等の輝かしい経歴を持つ。「日本最大級のアイドル見本市を目指す」というコンセプトのTIFが今まさにホットな彼女たちを呼んでくれることに期待!
絵恋ちゃん
地下アイドル界のカリスマ。
SNSの使い方が世界一上手いアイドル。ネット上での立ち振る舞いの上手さや突飛な企画が目につく彼女だが、その歌唱力はアイドル界随一と言っても過言ではないほどの実力。2018年には『アイドル横丁夏まつり!!』にも出演。ヲタクいじりやMC、演者の感情が一番伝わるSKY STAGEでライブが生配信されれば話題になること間違いなし。
TIFのフードコーナーに出店した「バリ食堂」も彼女のファンであり、もし両者が出演すればステージだけでなく、TIFの会場全体を含めた盛り上がりも期待できる。世界一告知が上手い‘地下アイドル界の生き字引き’絵恋ちゃんを今年こそTIFで見せてくださいお願いします。
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